CBDリキッドの原料は主に、
・PG(VG)
・MCTオイル
上記2つが多く使われています。
フレーバーは、
・ジュースフレーバー
・天然テルペン
大きく分けると上記2種類が中心です。
天然テルペンについてはこちらをお読みください。
PG(プロピレングリコール)とは
画像引用:Amazon
PG,VGともにグリセリンの事で、化粧品やおにぎりなど多くの商品に使われている添加物です。
ドッグフードにも含まれていたりしますが、猫へは有害となる成分です。
猫がPGを摂取した場合
少量では症状が出ない場合がありますが
大量摂取や継続的に摂取すると中毒症状に陥り
溶血性貧血や合併症を引き起こす可能性があります。
※. 摂取量に付いては猫の個体差があります
PG非配合のCBDリキッドが需要あるのは、そういった懸念からです。

ただし、PG非配合といえど猫を含む嗅覚が鋭いペットへは刺激が強いはずなので、どちらにせよペットの前での吸引は避けることを推奨します。
※また、発がん性、有害性などについてはデマも多く、何も根拠はありません。
※逆にVAPEの加熱で吸引した時の安全性についても根拠は無いので、気になる人はPG非配合のCBDリキッドを購入するのが良いと思います。
VG(ベジタブルグリセリン)
VG=植物性グリセリンです。
VGが多いほど煙の量が増えますが、CBDリキッドの場合VGが多いと(結晶化、成分の分離)などが起こりやすくなるので、PGのみ配合の商品が多いのはそういった理由からだと考えられます。
MCTオイル
画像引用:LOHACO
「MCT」の主成分、中鎖脂肪酸は、ココナッツやパームフルーツに含まれる天然成分です。
中鎖脂肪酸100%の油のことをMCT(Medium Chain Triglyceride)といいます。MCTは、一般的な油よりもすばやく消化・吸収され、すぐにエネルギーになりやすいという特長を活かし、医療現場・スポーツ分野における栄養補給や、生活習慣病予防など、様々なシーンで利用されてきました。
さらに、今後は脳の栄養不足改善という領域でも利用が進むことが期待されています
CBDオイルにもよく使われているオイルです。
PGに比べ安全性は高そうなイメージですが、これをCBDリキッドに使った場合メリットもあれば大きなデメリットも出てきます。
MCTオイル配合リキッドのメリット
- 喉への刺激がほとんど無い
- ”むせる”事が減り吸いやすくなる
- 爆煙になる(大量に吸えるため)

キック感(吸ってる感)がほとんど無くなり、とても吸いやすいCBDリキッドになります。
MCTオイル配合リキッドのデメリット
- 吸ってる気がしなくなる
- 減りが早い(通常リキッドの2~3倍)

通常のCBDリキッドで慣れている場合、MCTオイル配合のCBDリキッドだと”物足らなくなる”と思います。
※どちらも不使用のCBDリキッドも見かけるようになって来ていますが、具体的に何で代用しているのか不透明な部分があります(企業秘密みたいな雰囲気)
※カメルイCBDリキッドなど、CBD+テルペンのみで生産されているリキッドもあります。
【結論】CBDリキッドのPG、MCTオイルは一長一短
- PG配合リキッドは猫に有害
- MCTオイル配合リキッドは”別物”になる
- CBD、テルペンのみのCBDリキッドもある

PG配合の方が基本的にはおすすめですが、猫を飼っていると慎重になる必要があります。
またCBDリキッドの選び方としては、CBDの質の方が重要だと感じています。

⇓PG、MCTオイル不使用のCBDリキッド

⇓医療グレードCBDリキッド
